【子供の病気】
意外と知らない方も多いのでシェアします。
知らないと結構驚いてしまうのが
子供の熱性けいれん。
冗談抜きで、
このまま我が子とお別れしてしまうのでは?
とまで思った壮絶な熱性けいれん体験談。
熱性けいれんのリアルな体験談から原因や対処法、心構えを知っていただき、
突然起こり得る子供の熱性けいれんで慌てず対処して欲しいと願っています。
まず、はじめに・・・。 熱性けいれん(痙攣)? ・・・ひきつけ?
無知というのは非常に怖いものです・・・。 子供の病気であれば尚のこと。
新米パパ、ママであれば子供の病気については予備知識を少しでも増やし
予期せぬトラブルに備えたいもんですよね・・・。
実は筆者の子供は熱性けいれんの経験者・・・。
忘れもしないあの時、熱性けいれんを知らなかった筆者は
思わぬ事態に相当慌ててしまい、大変な1日となりました・・・。
現在でも子供の熱性けいれんを思い出すとゾッとする・・・。
二度と起きてほしくないです・・・・。
熱性けいれんの実態や対処法を知ってるか知らないかでは大違い・・・。
いきなり子供が熱性けいれんを起こした時、
親の冷静さや対応度がまるで違ってくることでしょう・・・。
ちなみに単純な熱性けいれん(ひきつけ)は100人に7~8人くらいの
割合で6ヶ月から6歳ぐらいまでの子供に起こりやすいごく一般的な病気であり、
病後の不安もほぼないので、まずは安心していただきたい。
しかし夜間救急車で運ばれる8割以上が熱性けいれんを起こした
子供であるといったデータがあり、発生時の親に与える驚きのインパクト、
危機的状況は想像以上であることがこのデータからも読み取れます。
子供の病気、熱性けいれんの体験談から原因、対処法を考えてみましょう!
体験談は実話ですが、あくまでも一つの事例ですので参考までに捉えてください。
全ての方々に共通するとは限りませんのであしからず・・・・。
知らないと相当あせる、あわてる・・・。 熱性けいれんのリアルな体験談。
筆者の子供は3人。
小学校と保育園に通う小さな子供たちの育児に奮闘、翻弄されながらも
可愛い子ども達に癒されまくっている毎日・・・・。 (*´ω`*)y
訳あってシングルとなり1人で頑張っていますが、
温かく支えてくれている方々も多く、何とかなっている感じです・・・。
わざわざ自分の熱性けいれんの体験談を記事にて公開しようと思ったのは、
意外とこの壮絶な体験に対し身近な知人など
熱性けいれんについて知っている人が殆どいなかった為です。
まさかウチにはそんなこと・・・・。
なんて思われる方も多いかもしれませんが、
幼少期から6歳ぐらいまでに
意外と一般的に起こる可能性が高い熱性けいれん・・・。
私は子供の熱性けいれんが落ち着いた後も不安でたまらず、
ネットにて熱性けいれんについて沢山調べました。
熱性けいれんについて事前に知っていればこんなに慌てなかったのに・・・。
と当時は自分の無知を反省しました・・・。
当時の私は熱性けいれんの事は全く知りませんでしたね・・・。
風邪も殆どひくことのない元気な子供たちに日々感謝し
至ってノープロブレムな毎日を過ごしていたのでした・・・。
日中の私は仕事、子供は小学校と保育園・・・。
夕方以降の食事の時間と4人で入るお風呂の時間が
とっても貴重なコミュニケーションタイム・・・・・(*´ω`*)
特に我が家のお風呂タイムは、家訓にて楽しさを重視っ!
学校や保育園の出来事やアホらしいしょうもない話で盛り上がったり
皆で歌を歌ったり、クイズやなぞなぞも結構楽しい・・・っ!
子供たちの最近のブームは、
スーパーボールを思いっ切り湯船に浮かべて壁にガコガコ投げまくるっ!
反射しまくったスーパーボールが髪を洗っている
私の頭にパコッと当たって子供たちは大爆笑だ・・・。
ヒ、、ヒドイっ・・・ (*_*;)
家訓にて直径3cm以上は使用禁止・・・(´・ω・`)
そんなホノボノ賑やかなバスタイムに まさかの出来事が
起きるなんて一体誰が予測できることでしょう・・・。
長女がお風呂の椅子に座りながら体を洗っていて、
次女と末っ子がスーパーボールで遊んでいる・・・。
次女が椅子と壁の隙間に落ちているボールを取ろうとかがんだ時、
スルスルスル~っと力なく椅子と壁の間に体が崩れ落ちたのだ・・・。
私はてっきり椅子についた泡などでスルッと滑っちゃったのかな?
と感じるぐらいのユックリした感じでした。
椅子と壁の隙間に崩れ落ちたので、直後、私から次女の表情は見えませんでした。
てっきりすぐ立つんだろうなぐらいの感じでしたね・・・。
あれ!?っと思って「おーぃ!」と声を掛けたのが倒れてから約1~2秒の事。
なかなか立ち上がらないことに異変を感じ、
椅子と壁に崩れ落ちた次女に手を差し伸べようと表情を見た時、、、、
・・・・・私は娘の表情に・・・・・ゾッとした・・・・。
目の焦点は合っておらず白目を出しており、、、、
「どうしたっ!どうしたのーーーっ!!」 と声を掛けても返事はなく、
抱え上げると体はのけぞり硬直していて
細かく時には大きく痙攣し始めたのです・・・・・・・。
どこかに頭をゴンッとぶつけて倒れたのなら、
無知な素人なりにも原因が1ミリでも理解できたものの、
今回ばかりは何が起きたかサッパリ理解できない・・・。
普段の抱き慣れた感じとは全く違い硬直けいれんした次女の体は
とても抱きづらい別物のように感じ、私は激しく動揺しました・・・。
異常な光景に状況を認識できず、 「うそでしょ・・・」
みたいな顔で言葉を発せず固まっている長女・・・・、
また今までに見たことのない状況に泣き叫ぶ末っ子・・・。
流石にこれは只事ではないと瞬時に察知し
次女を抱えながら風呂の外に飛び出て私は携帯電話を取りに行きました。
びしょ濡れのまま携帯電話を探す・・・・、
動揺して当たり前のことが中々上手く出来ない・・・・。
今まで一度も掛けたことのなかった救急車・・・。
流石に今回ばかりは「119」のボタンを押すことに
何のためらいもなく、すぐさま電話をしました・・・。
慌てふためき相手に状況を説明する私・・・・、
まず聞かれたのは氏名・住所・電話番号・・・、
ユックリと落ち着いた口調で状況をユ~ックリ聞く相手・・・。
あまりものユックリ加減にたまらず、
「は、早く救急車出して下さい・・・っ!」とお願いしたら、
「大丈夫です、もう出ていますので落ち着いて状況教えてください。」
と冷静に対応されました・・・。
どうやらこの落ち着いた対応は救急車に連絡する人の
パニックが増長しないための基本らしい・・・。
今となっては理解できるが正直その時は
「1秒でも早く・・・っ!!」と、ただそれだけの思いでしたね・・・・。
救急車を呼んだ後、私は母屋にいる両親に電話し応援を求めました・・・。
体がびしょ濡れで石鹸だらけ、硬直・けいれんした娘を抱えた状態では
服もまともに着ることが出来ない状態。
とりあえずバスタオルで娘を包み、私は大急ぎで自分の体の泡を拭き取る。
痙攣を起こした娘の状況は至って変わらない・・・・、
どうなっていしまうのか・・・と不安ばかりが加速していく・・・。
娘を抱えながら私は下着を履こうとしたが体が濡れて上手く履けない・・・、
「ごめんっ!!」と一瞬だけ娘を床に降ろし、急いで下着を履いたが、
足に絡まって「おっとっとっとっと、ドカァッッッ!!!」
私はその場で激しく転倒した・・・・。 相当慌てていたんです。
その時、長女が一瞬 「うふふっ!」 って笑った。
普通この状況で笑うかぁ!?
と長女の肝の強さに驚きながらもすぐ気持ちを切り替える。
私はあの時、長女が一瞬笑ったのを一生忘れません・・・(´・ω・`)
両親が部屋に応援に来ました・・・・。
孫のただならぬ状況に両親もパニックになる・・・。
娘は変わらず硬直しながら痙攣し、
息ができているのだろうかといった状況で
顔色がどんどん悪くなっていく・・・。
酸欠状態かのように思えました・・・。
両親は「なんか、ペンみたいなものないっ!?」と私に言った。
どうやら口にくわえさせて気道確保をさせようとしているらしい。
両親の考え方として、「痙攣」・・・・口に何かくわえさせて気道確保・・・、
みたいな昔ながらの教えがあったようだ・・・・。
私は近くにあったボールペンを手に取り娘の口にくわえさせようとしたが、
顎にかなり力が入っており歯をガッチリ食い縛ってほぼ口が開かない・・・・。
下手に指を入れようものならコチラが大怪我しそうな程の力の入り様でした。
それでも何とか口にくわえさせることができ
後は娘をしっかり抱き、不安で頭がグルグルしながら
救急車の到着を待った・・・。
時間を計っている心のゆとりなどはなかったが、
救急車到着は電話から約5分後・・・、想像以上の早さでした・・・。
階段を駆け登る救急隊員、ドアを開けて娘を見るなり、
「なにやってるんですかっ!!口にくわえさせてはダメですっ!!!」
と怒鳴り、くわえているものを取り上げ、
救急隊員はすぐさま酸素吸入の段取りを追加したのです・・・。
どうやら熱性けいれんの時に口に何かをくわえさせ気道確保するといった
昔ながらの伝えはガセらしく、窒息の原因となることから
絶対にやってはいけないことだったのでした・・・・。
「おぉ・・・・、なんてことだ・・・・。」
と更に動揺する私・・・。 オロオロする両親・・・。
娘は救急車へ・・・・、私もすぐ乗り込んだ。
救急車に乗り込むなり娘の痙攣や硬直は和らぎ、
スゥーっと力が抜けたようになった。
焦点が合わず白目をむいていた目も穏やかに閉じ、
まるで眠りについたかのような感じで静かになりました・・・・。
救急隊員に「大丈夫でしょうかっ!!??」
と問いかけても的確には答えてくれない・・・。
状況は解っていても、やはり医者ではないので
軽々しく言えないのだろうか、といった印象でした・・・。
スゥーっと眠りについたかのような娘に、
もうこのまま逝ってしまうのでは・・・、といった恐怖感がこみ上げ、
「どうか・・・・どうか・・・・、娘を助けてください・・・・。」
とただ必死に心の中で神様に祈るばかりでした・・・・・。
なんとか必死な祈りが通じたのか、家から病院まで約10分・・・。
病院に着く間際で娘は目をパチパチさせたりキョロキョロさせたり、
普通の表情に戻ってきました・・・。
「大丈夫・・・・?」
といった私の問いかけにコクリと頷いてくれるようになり、
私はやっと少しは落ち着きを取り戻せることができました・・・。
病院に入って診療をするころには、娘のテンションは限りなく低いものの
チョコンと私の膝に座っており至って普通な状況まで回復していました。
医者の見解を聞くまでは私の不安は完全に治まることがありませんでした・・・。
いったい何の病気なのだろう・・・、娘はどうなってしまうのだろう・・・。
このまま入院なのだろうか・・・、重い病気なのだろうか・・・。
しかし医者の診断や見解を聞き、おもいっきり拍子抜けしました・・・・。
「は~い、これ熱性けいれんですね~!大丈夫、大丈夫~。
これ別に珍しいことではなく割と良くあることなのですよ~、
普通にビックリするから何処の親も救急車呼んじゃうんです。
ダイアップ(痙攣止め)出しておきますね~。」
「えっ、えっ!? そんな感じでいいのっ?」
ちょっと前までは、娘が死んでしまうのではっ!?
とパニック状態であったため、医者の診断内容とのギャップに
私の質問の方ばかりがついつい先走る・・・。
「普通なら痙攣を起こした時は横に寝かして・・・
喉に詰まらないように横向きにして・・・、
5分ぐらい様子を見てから・・・・などなど・・・
普通なら救急車ではなく・・・車で・・・などなど・・・・」
医者は淡々と説明をしました・・・。
同じような事例が余程多いのでしょうか・・・?
説明の仕方が少々真剣味に欠けているようにも感じられ
若干イライラしましたがグッと堪えて真剣に話を聞く私・・・。
最終的には、熱性けいれんで救急車を呼ばなくても良い・・・。
とのことであり、救急車を呼んだ私がなんだか恥ずかしく思える程でした。
でもそれって認識や一度経験されたことのある人だからこそできる対処法だし、
いくら熱性けいれんの知識がある人でも初めてその現象が起きた時は
誰でも焦って救急車呼んでしまう気がするのですがねぇ・・・・(´・ω・`)
今回の経験から次女に起きた熱性けいれんについて、
原因や考察、対処法や心構えをまとめていきたいと思います。
関連記事へお進みくださいっ! (編集中)
熱性けいれん小児の前兆や対応法は?インフルエンザとの関連は?
熱性けいれんの体験談、なかなか凄まじい体験をされましたね・・・。
非常に参考になりました。
知識だけではすべてを知ったとは言えないのかもしれません。
体験談でよりイメージが沸きました・・・。
ありがとうございます。